歯間掃除なんてしたことない。
歯間掃除はすきっ歯の人がするもの。
何か歯に詰まった時だけやればいいや。
……そんなこと思ってる人いませんか!?
実はそれ、大間違いです!!
今回は、歯間掃除の大切さと、今日から始めるべき3つの理由についてお話します。
歯間掃除の大切さ
ここでは私が実際に歯医者へ行き、歯茎のチェックをしてもらった時のことを踏まえながらお話していきます。
歯間掃除を全くしてこなかった私の症例と、その改善結果をお伝えします。
歯周の炎症
私は生まれてから26年間、歯間掃除をせずに生きてきました。
自分には関係ないと思っていたからです。
ある日、初めて歯医者さんで歯のクリーニングをしてもらいました。
(関連リンク:15年ぶりに歯医者さんへ行ったときのお話)
その時一緒に歯茎の検査もしてくれたのですが、なんと60%以上の箇所から出血が……。
こちら、イメージ画像です。↓


出血しすぎ!!
歯周ポケットの中の細菌や食べかすが原因で歯茎が炎症を起こしていたのです。
歯周病予備軍みたいなもんです。
とりあえず思ったのは、このままじゃヤバいということ。
対策として言われたことは、最低でも1日2回以上歯磨きをすることと、デンタルフロスや歯間ブラシを使うこと。
なので私は3日に1回くらいの頻度で歯間掃除をするようにしました。
もちろん歯周ポケットの中を意識しながら。
そして約1ヶ月後…
再び同じ検査をしてもらいました。
その結果がこちら。↓


なんと出血量が前回の半分以下に……!!
3日に1回の歯間掃除、しっかり効果が出ていました。
歯医者さんも褒めてくれました。
ただ、歯間掃除は毎日するよう言われました。
毎日続けると、出血は1週間から10日程で無くなるらしいです。
私も実際毎日やっていると、3日目くらいから明らかに出血の量が減っていることを実感しました。
歯医者さんに言われたこと
「歯間掃除は歯が生えている限り、死ぬまで毎日続けてください。」
「お風呂と一緒です。毎日してください。」
…衝撃でした。
毎日しないといけないことを私はしてこなかったんだと。
今まで自分の口内はとても不潔だったんだと(汗)
その日からはできるだけ毎日歯間掃除をするようにしています。


歯間掃除をするべき3つの理由
歯間掃除をするべき理由を大きく3つにまとめました。
歯周病になる
これが最大の理由ですよね。
【以下、日本臨床歯周病学会から引用】
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。
さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
とても怖いですね、歯周病。
痛みを伴わないのがまた危険ですね。
30代の80%以上が歯周病とも言われています。
全然他人事じゃないです。
口臭の原因
これも避けたいですね。。
自分では気付かないみたいです。
歯が28本あるとして、約28箇所の歯周ポケットに細菌が溜まり続けてると考えると…そりゃ悪臭を引き起こしますよね。ゾッとします。
歯科矯正の効果半減
歯周病になると、歯を支える骨が減ります。
すると、せっかく矯正して綺麗な歯並びになっても、それを維持することが難しくなります。
逆に、元々綺麗な歯並びでも、歯周病になると歯並びが変わってしまいます。
恐るべし、歯周病!
まとめ
いかがでしたか?
自分はまだ大丈夫と思っていた方も多いのではないでしょうか。
自分の歯を守れるのは自分だけです。
歯間掃除、今日から始めましょう!!